弊社は過去に「経理記帳代行」を業としてやった時期があります。しかし、2年程度で止めました。理由はいろいろありますが、MFクラウド会計で自動仕訳が大前提なのですが、インターネットバンキング契約していない口座の仕訳や、クレジットカードの仕訳など、とてもじゃないですが報酬と事務量が釣り合いませんでした。特にクレジットカードは経営者により、コーポレートカードなのに公私混同した使い方がとても多く仕訳に四苦八苦した企業がありました。それと利用目的を経営者が覚えていないため(当然領収書もなし)経理仕訳負荷がとても高いです。
世の中の経理代行業者はどうしているのだろうか?
どれだけクラウドツールに置き換えても、その前提条件に合わないことをする企業が多く(インターネットバンキング契約していない口座の開設など)弊社では無理だなと判断しました。その後、MFクラウド会計の導入コンサルに切り替えました。仕訳も勉強しかなりできるレベルになったので、今は導入支援や簡単な仕訳の指導もできるようになっています。
失敗の経験も、これからの未来の事業の糧になっている良い事例です。何事もチャレンジして失敗することはダメなことではない。次へのステップのきっかけなのです。
2024-08-07
東京中央DX化センター