中小企業において経理DX化は一向に進まないというお話をしたかと思います。それでもDX化の先鋒である経理業務は、進めて行かなければならない部署であり、職種だと思います。これができないと後のバックオフィスのDX化は一向に進まない。
秘策はあるのか？
荒治療になりますが、クラウド系の経理ソフトに移行し勤怠や給与、経費などをすべてクラウドにしてしまう。今までの既存のツールをすべて捨て去ることです。（まあ、ほとんどの中小企業はこれを一気にはできないですが）
そうすると、税理士や担当者が文句を言ってきます。それなら入れ替える。顧問税理士はクラウド会計で決算処理できる事務所に変え、担当者者に対してはDX化の意味を説明し納得すれば継続採用し、反発すれば去っていただく。これしかないかな。かなり荒治療ですが、これくらい覚悟（気概）が経営者にない限りＤＸ化して会社の生産性をすこぶる向上させていくことなんて不可能に近いです。
今、中小企業がバックオフィスのDX化に取り組んでおかないと、４，５年後、本当にコスト高となるバタバタと潰れていくことが予測されます。今がチャンスです。
2023-12-15
東京中央DX化センター