ほとんどの中小企業の経理DXは終わっていません。というより、始まってもいません。
インボイス制度の導入は徐々に進んでいます。これは税理士主導で導入(税務署への届出)が進んでいます。インボイス登録しないと取引先から切られる可能性が高いのでどの企業も登録するはずです。
経理DXのメインは「電子帳簿保存法」です。来年2024年1月からスタートします。紙の請求書や領収書を電子化して保存するってやつです。これがほとんど進んでいない気がします。なぜなんだろう?って私なんか不思議に思うのですが、最近わかってきました。
進まない理由4選。
(1)税理士の無関心
彼らは「税」のことは責任があるので指導するが、仕事のやり方や効率化の仕方、仕事のスリム化、バックオフィスの生産性向上対策などに関心が全く無いので、企業任せになっている。
(2)会計ソフトをクラウドに変更できない
これも税理士の暗黙の抵抗があり、MFクラウド会計等のクラウド会計に移行できない。導入すれば事務は楽になるのですが、そこまでいかない。経営者の力量不足です。
(3)経理担当者も現状を変えたくない
これもエネルギーがとても大きい。今でも忙しいのだから、これ以上仕事のやり方を変えて面倒なことをやりたくない。とにかく、現場担当者は現状を変えることをとても嫌がる。
(4)経営者のリーダーシップ不足
経理に無関心な経営者が多いので、税理士が何とかしてくれるだろうと思っている。自分がリーダーシップをとってバックオフィスのDX化を推進しようという気概がそもそもない。
だから、中小企業のDX化は一向に進まない。
2023-02-10
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