DX化は業務改革の一環なので戦略ですよ!社長

これを私は言いたいのですが、この意味を中小企業の経営者が理解するには、もっと具体的に数値で提示してあげる必要があると思います。しかし、DX化したその先にどんな結果が待っているかなど誰も数値化できないわけです。このジレンマで中小企業のDX化(経理も人事総務も、営業業務も製造現場も、すべての業務)が進まない理由だと思います。

だから、まずは「経理業務をDX化しましょう!」って提案しています。比較的簡単にできるからです。2024年1月からいよいよ2年間猶予されていた電子帳簿保存法がスタートします。インボイスは何とか対応できても、この電子帳簿保存法の対応は、旧態依然とした経理事務のやり方をしている中小企業にとっては「地獄」を見ることになるでしょうね。何も対策取ってこなかったからです。

弊社が3年前から、経理ソフトをクラウド化(MFクラウド会計を推奨)し、経営者がいつでも経営数値を見れるようにしましょう!経費精算はスタッフがMFクラウド経費で申請できるようにしましょう。そうすることで紙の領収書を捨てることができます。請求書はMFクラウド請求書に登録してメールで取引先に請求しましょう!そうすることで電子帳簿保存法の対応が完了しますよ。って。

あとは経理マンへの教育です。紙を一切使わない仕事の流れを本人と一緒に構築していければOKです。簡単にできるのですが、前にも言ったように経理担当者の抵抗、税理士の抵抗などで中小企業の電子化(電子帳簿保存法対応)が遅々として進んでいないのが現状かと思われます。

経理DXなんていうものは、業務改革の一環であり経営戦略です。だから、売り上げを伸ばすのと同じくらい社長の頭に入れておかなければならない施策だと思います。

2023-12-19

東京中央DX化センター

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