社内事務をDX化するなんぞ、簡単ではない

中小企業のバックオフィスの仕組みをDX化するコンサルテーションを行っていますが、紙やexcelで管理しているものを、いきなり「kintoneで管理しよう!」と言っても「はいそうですか」とはならないですね。

ツールはクラウド系に入れ替えできても、担当者(人間)の頭のイメージが追い付かないので、「無理です」発言のオンパレードです。「今まで〇〇の理由でそうしていたので、無理です」的な回答が多いですかね。

DX化を推進するためには、その奥底の「今まで〇〇の理由でそうしていた」事務を突き止めて、廃止するなり、やり方をクラウドに改善するなりを検討する必要がるわけです。しかし、担当者はこの域まで行きません。結局、経営者の意思決定が必要となります。だから、私がDXコンサルする場合は経営者参加が必須となります。その場で「その事務廃止」「その事務を縮小」という判断がなされるからです。

DX化を目指すには、6か月、1年、下手すりゃ2年という年月が必要になってくる中小企業もあります。呑み込みが早い企業は3か月程度で運用を180度変更していますが、そうでない企業は1年以上かかっています。

 

2024-05-07

東京中央DX化センター

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