経理業務は完全にAIに置き替えられる業務
このような記事が良く出てきます。経理業務はAIに置き替えられ、経理の仕事はなくなるって。確かに、紙の通帳や紙の領収書をコピーして仕訳していた時代には、担当者がいましたが、最近の経理業務は通帳からの口座連携が自動となり、AIにより自動仕訳候補を出してくれるのでそれほど負荷はかからなくなりました。しかし、完全では無いので、知識のある人のサポートは必要となります。AIに１００％置き替えられることは無いと思います。
経理業務をクラウド化し、仕訳のほぼ自動化を実施しない中小企業は、高いコストを支払うことになり、企業体力が削がれて競争社会に生き残れなくなってきます。自動的に仕訳が切れる仕組みがあるのであれば、そちらの方向に向かうべきであり、税理士等が何を言おうが、社内のスリム化を実践するには経理のDX化は必須と言えます。
今後、少子高齢化により担当者もうまく雇用できなくなり時代がやってきます。経理業務に担当者を貼り付ける余裕なんてなくなってくるはずです。それよりも営業補助的な業務に人を投入し、少しでも売上利益を確保する活動がメインとなってきます。極論ですが、バックオフィス業務のほとんどをクラウド化（DX化の一環）させて、そのほとんどの業務を丸とアウトソーシングでも良いと思ています。あくまで中小企業の話ですが、それくらいのバックオフィス改革を敢行して行かないとコスト高で経営が立ち行かなくなる時がもうすぐ来ると思います。必ず。
2021-06-01
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