人が目指す方向がみんな違う

経理マンだって目指す方向があるはず。中小企業経営者は「自分の会社をどうしたいのか」を社員やスタッフに明確に伝える必要があります。

そのために、経理や人事の作業は効率化するように指示を行うのです。人間は目的が示されないと、自分の好き勝手なことをやり続ける生き物です。

経営の方向性を示し、会社の進むべき道を示し、それを共有・共鳴できる人が会社の幹部候補生となります。拒否反応を示す人は退職する方向になるでしょうね。

経理マンに対しては、「会社がすぐに意思決定できる数字や指標を提示してくれ」と伝えてください。単なる経理仕訳だけが仕事ではないことを伝えてください。そうすると、その経理マンに管理会計等の経営への提案ができる能力があれば、その企業でも活躍するだろし、単に経理仕訳がメインだと自分で思っている人であれば、その人は経理仕訳が出来る企業に転職していくことでしょう。みんなそれぞれに目指す方向せいが違います。最初採用する時点でそこが違えば組織内でうまく行くはずがないです。もっと中小企業経営者は理念やビジョン共有のことを勉強した方が良いと痛感します。