経理仕訳って何のために行うのだろうか?
色々な会社の経理仕訳をやっていると、「この仕訳の意味」は何なんだろうか?って疑問に思うことがあります。給与計算の預り金等の仕訳を「社員個人別」に行っている企業があります。20人社員がいた場合、社会保険料、住民税、所得税、雇用保険など本来なら4,5行の仕訳で済むところを、100行くらいの仕訳を入れている場合があります。「個人別に預り金を設定する意味」はどこにあるのだろか?これを税理士が指導しているとしたら、その意味を聞いてみたい。また、このような仕訳を担当者が行っているのに、税理士が指摘してあげないのはいかがなものか?と思うわけです。
経理の仕訳は最終的には決算書につながっていきます。消費税や各種税金の納付資料にもなっていきます。しかし、勘定科目を少し違ったもので記録したところで、「販売・一般管理費」に変わりはないのだから、個人的にはどうでも良い気がします。
経理担当者の仕事って、「経理仕訳を100%忠実に行うこと」ではあるのですが、経営者の意思決定のための情報を早く提供するために仕訳を簡素化し、早く経費等を経理ソフトに入れ込むために「何ができるか」を考えることだと思っています。経理仕訳って、結局、企業が経営判断を行うための重要な資料につながっていきます。その意味を理解して経理担当者は日々仕事に励むべきです。
2021-11-16
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