経理DXって叫び続けても・・

経理DXって叫び続けても・・

経理業務の真のDX化はほとんど進んでいないような気がします。クラウド化やIT化は徐々に進んでいるのかもしれませんが、「DX化」となるとそれは・・・です。DX化の意味は、業務のやり方を従来の方法と劇的に変えて、生産性を２倍、３倍に上げることにあります。そのためには、会社の仕事のワークフローを抜本的に変えていく必要がありますが、そこに「経営者の意識」が及ばないようです。経理ソフトでもクラウド型のソフトに入れ替えれば経理担当者の業務負担は大幅に減りますが、その先の改革が進みません。例えば経費処理のフローを変えるとか、紙の処理をpdfに変えて直行直帰できる体制に変えるとか、バックオフィス業務のテレワーク化を行い、在宅で仕事を進められるようにするとか。

以下、私見ですが、結局中小企業経営者は、社員が会社に出社してくなくなることを「とても」恐れているように思います。出社しないとコミュニケーションが取れなくなり仕事がうまく回らないのではないか？という恐怖心があるように思えます。

ZOOM等使えば会議もできますし、内線電話のしくみを入れれば社員のスマホにアプリを入れるだけで、会社の代表電話番号でお客様等に電話できます。通話料金は会社負担にすることができる仕組みがあります。世の中には今風にあった仕組みがわんさかあるってことです。まずは経営者が理想のバックオフィスイメージを行い、そのギャップを埋めるためにいろいろツール等を探す努力を行っていくべきかと。そうすれば大概のことは解決できます。

2022-08-17

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