財務会計と管理会計を統合しようとする経営者が多すぎる

財務会計と管理会計を統合しようとする経営者が多すぎる

財務会計と管理会計を統合を簡単にできればそれは良いことですが、財務会計は領収書や日々の取引を経理ソフトに仕訳を入れる作業です。決算書や銀行提出資料の基となる正確な会社の財務資料となるわけです。

しかし、どうしても経理仕訳の確定が経費確定等の処理が遅れてしまいます。そうなると、経営者は毎月の損益を見る機会が2,3か月後になり、経営の意思決定ができなくなるため、財務会計のソフトで「管理会計」をやろうとします。こうなると、経理担当者の負荷も部門別に経費や支払を分けて仕訳登録する必要が出てきて仕訳登録数が半端なく増大します。

これでは本末転倒です。中小企業経営者はもっと経理処理について勉強すべきです。指示するの簡単ですが、一度やってみてください。とても面倒なのです。

だから、財務会計は極力シンプルに構築。一方、管理会計はexcelやkintoneで概数で経費案分は部門比率や案件比率で簡便に作成していくことをお勧めします。それで、経営者がほぼ満足いく損益数値が出てくるはずです。1円単位の正確な数字を経営者は求めていません。

財務会計に管理会計の発想を取り込むと、現場はとんでもないことになり、その人が万が一辞めでもしたら、一瞬で経理業務が回らなくなります。経営者はそのことを肝に銘じておくべきです。

2022-10-21

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