「財務コンサル」って何の仕事するの？
昨日、日曜劇場のドラマで「財務コンサル」が最後に登場し、「何する人？」って感じでドラマは終了しました。
現実の中小企業にも「財務コンサル」という肩書の人がたくさんします。私も何する人なのか？わからないです。おおむね、彼らは経理業務は理解していません。資金繰りや財務の損益を見やすいように管理会計を作っていく仕事をしているようです。
ここで中小企業経営者や経理担当者が勘違いします。経理ソフトで財務コンサルの要求を実現しようと！財務会計（経理ソフトできちんと仕訳する仕事）で行うことと、管理会計（部門別損益等の概数を経営者が意思決定する数字に編集する）ことを混同してしまうのです。財務コンサルは要求した部門別等の数字が出てくればOKなので、そのやり方までは支援しません。
そうなると、経理の仕事は無限大に業務量が増え、財務会計もうまく締まらないという結果になってしまいます。
経営者が数字（経理からの結果）をいかに使うか？それの作業負荷をいかに理解して経営戦略に組み込んでいくか！すべて経営者の力量にかかっています。財務コンサルなどに丸投げしては、社内業務がボロボロになっていきます。
2022-10-24
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