賃金UPが先か、DX化が先か?経営者が悩むところ

どうする中小企業

中小企業は岐路に立たされています。賃金UPしないと優秀な人材がどんどん流出していく。しかしそんな財務的余力がない。コロナとウクライナ紛争で仕入れ値がどんどん高騰し、価格転嫁もうまくできずに会社運営がとても厳しくなってきています。

中長期戦略を立てる

短期的に考えると、賃金UPは到底難しいです。しかし、長期的に視野で戦略を組み直してみてください。金融機関と協調しながら経営効率・生産性を2~3年でほぼ2倍にする計画を立ててください。それをもとに資金繰りを安定化させて、従業員とDX化推進にダブル投資を行うのです。当然経理DX投資も促進させていくのです。

無駄金は使わない

経理DX化を推進すると、月次の税理士顧問がほぼ不要になります。それくらいMFクラウド会計は優秀で御社の経理業務生産性は飛躍的に向上させることが可能です。経営者の頭の中では、バックオフィスを無人化させるくらいの勢いで妄想して良いと思います。外注化した方がメリットがある場合は外注化させて、生産部門にすべての人材を投入して売り上げ利益を確保する体制を敷いてください。ベンツや嗜好品など、無駄金は一切使わない。従業員とDX化投資にお金を集中させるのです。

悩む暇はもうない

中小企業経営者は、コロナ禍の間に、この手のことを検討しておくべきだったのですが、できていない企業がまだまだ多いです。もう生き残りについてラストチャンスだと私は思います。売上も大事ですが、会社内部を筋肉質(高生産性の会社)にしていかないと、大きな波や風が吹くとすぐ吹っ飛ぶ会社になってしまいます。悩む暇はもうないです。賃金UPとDX化を中長期視点で進めて行きましょう!

2023-01-25

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