経理のDX化と経理担当者の仕事のやり方変革

経理DXを浸透

社内に経理DXを浸透させることはそれほど難しくないはずです。経理ソフトをクラウド化し、経理担当者の仕事のやり方を「紙」→「pdf」に変える習慣化を行えば解決します。しかし、最近、それだけではだめなことに気づいてきました。それは経理業務が「川下」の業務だということです。川下業務は川上(経営者に意向や営業部門の意向)に影響を多大に受けているということです。

経理の仕訳は経営者に一言で決まっている

経理業務って、部門別に仕訳したり、売上に補助科目をつけて細かく経理ソフトで「部門別・カテゴリー別売上」を見たがる経営者が多いみたいです。財務会計の経理ソフトでそれをやろうとすると、経理部門だけではなく、営業部門でも「一つの経費10,000円」があったとして、その10,000円を部門ごとに仕訳を入れる必要があります。その場合、結構部門の売上比率で案分しているケースが多いです。それなら、MFクラウド会計なら「経費科目ごとに部門比率を登録する」だけで、部門別集計表に自動的に反映できます。その機能を知らないと、領収書や請求書から手の仕訳が常に発生します。MFクラウド会計等の最大武器である自動仕訳が全く使えなくなります。実に勿体ない。

経理以外の部門の仕事のやり方も変える

結局、経営者が過去に言った「一言」で経理業務が縛られて、永遠と同じやり方でやっているわけです。それに伴い、カテゴリー売上等の要求があるので、営業部門やその他の売り上げ部門も、「売上高」という一本の売り上げではなく、カテゴリー別に売り上げを集計した結果を経理部門の渡す必要が出てきて、膨大な時間を費やしているわけです。この辺りを経営者が中心となり、今時点で、経営側として欲しい情報を精査していく努力をしないと、御社にDX化の春は一生来ないです。

2023-03-13

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