経理の仕訳
真面目になると、仕訳作業はどんどん増えて、経理担当者の仕事が増えるばかりです。それで良いのなら問題ないですが、生産性が一向に上がりません。経営的には大きな課題だと私は思いますが、、、経理担当者はもっと自分の作業の省力化、効率化を真剣に考え、経営者に提案すべきだと思います。
経営者への提案ポイント
①MFクラウド会計等のクラウド会計への移管
銀行明細の口座連携やクレジットカードの連携ができるので、仕訳登録が驚くほど楽になります。だまされたと思ってMFクラウド会計等に移管して欲しいところ。
②仕訳の簡略化による仕訳のスピード化。
これは顧問税理士と相談していかに効率よく仕訳を登録するかを検討する。特にクレジットカードの明細は「使い道がわからない分、かなり時間がかかる」ので、ここを割り切ることが先決。税理士を巻き込んで改革してください。
③経費処理のクラウド化
立替経費処理を本社に領収書等を集める方式ではなく、MFクラウド経費等の経費アプリで、その場で経費申請を行えるようにすることが良いと思います。そうすると、電子帳簿保存法に対応できるし、本社(経理担当者)の仕事がかなり省力化されます。
捨て去る勇気
何でもかんでもすべて満足させることはできません。人間のキャパは100って決まっています。100を超える仕事はこなせません。だから、勇気をもって不要な業務、それほど大差ない業務は、捨てる、もしくは、ずぼらをして省力化させていくべきなのです。捨てない限り、新しいチャレンジングな仕事は絶対受け入れられないです。どんどん、昔のやり方など、捨て去っていくことをお勧めします。会計処理って、「税務署」と「銀行」のためにやっているようなものです。税務署対応は、税理士と相談し、補助科目を極力少なくする方向で戦略を練るべきだし、銀行対策は、いかに早く試算表を出せるか、ってことです。そこがとても重要です。
2023-05-10
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