経営者が戦略を立てるのも、担当者が自分の仕事のスケジュールを立てるのも、全体視点が無いと最短でゴールに到達することができません。色々無駄なことを試行錯誤したりするからです。試行錯誤の経験は必要ですが、それがほぼ１００％無駄だとわかっていることを行う必要はないはず。
私はスタッフによく言う言葉があります。その一つが「まず、全体を理解しよう」、二つ目は「その仕事を行う理由を理解しよう」です。
人は言われたことをその通りにやることは簡単です。言われたとおりに何も考えずにやればOKです。しかし、少しアレンジされると応用が利かなくなるので、途端にできなくなるわけです。しかし、全体視点の発想で物事の意味を理解している人は、少々のアレンジに対して自分で理解して、良い方向に修正を加えて正しい答えを導き出すことができます。
この差はとても大きいです。中小企業がどんどん進化・発展していくためにはこの手のスタッフを何人か抱えられるかにかかってきます。その育成の仕事が経営者を含む経営陣のメインの役割だと言えます。
それがあって、初めてバックオフィスのDX化経理DX化が実現するものだと思います。
2023-07-27
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