経理業務をスリム化することは経営者の重要な仕事です。

経理業務をスリム化することは経営者の重要な仕事です。

経営者は管理部門の仕事の内容を深く知ろうとしません。それは面倒だからです。売上に直結しないと思っているからです。売り上げ至上主義だからです。しかし、経営を利益に置いた時、損益計算書の構造からもわかるようにコストをいかに抑えるかが経営者の腕の見せ所に代わってきます。

どこにメスを入れるかというと、管理部門（バックオフィス業務）になります。その主だった業務が、在庫管理、販売管理、経理システム、給与計算等になるでしょうか。営業マンに対して管理業務に携わる人員が多い中小企業をよく見かけます。その企業の仕事のやり方は、とてもアナログです。紙資料を媒介し人がＦＡＸや電話で仕事をしています。これでは人手がいくらあっても足りません。

まずメスを経理業務に入れるべきです。過去に私が何度も言っているように「経理システム」をクラウドに移管するのです。これを真っ先に敢行し、そのあと、周辺業務（勤怠管理、経費処理、給与計算、請求書発行等）を順次クラウド化させていくことが簡単になってきます。

システムをクラウド化させると同時に、人材の働き方の意識改革を行うことが肝要です。それが出来るのは経営者だけです。経理業務はスリム化し、バックオフィス全般を効率化できれば、御社の利益が右肩上がりに増えていくこと間違いないです。

2021-08-26

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