やっぱり経理の仕事は仕訳だけじゃないよね
今、ある企業の仕訳データを移行しています。MFクラウド会計が連携していない経理ソフトからの移行となるため、仕訳を一つひとう、MFクラウド形式に合うように仕訳を変換しています。この手の作業、大変ですが経営者からすると「それほど重要な仕事」ではないのだと思います。私も経営者の端くれですので、そう思います。
経営者にとって、仕訳がどうのこうのよりも、数字を自由に、しかも、時系列に早く見たいというニーズがあるのだと思います。経営者にとって、財務会計も重要ですが、規模感が大きくなて来ると管理会計がとても重要になってきます。時系列に月次の経営数字・指標を分析しながら、毎月戦略を微調整していくことがとても大事です。
弊社の役割は、経理ソフトをクラウドに移行し、経営者が自由に数字をどこからでも参照できるようにする。その上で、管理会計帳票を整備し、経営者の意思決定の参考になる数字を提供すること。これが、弊社が記帳代行業をわざわざ行う理由です。
経営者って孤独なんです。本来税理士さんが経営者の参謀になってあげないといけないのですが、その役割を果たしている事務所がどれだけいるのか？疑問です。決算対応で四苦八苦というところでしょうか。管理会計は経営指標等の分析分野に入るので、私のような中小企業診断士や公認会計士系の税理士事務所なら対応が可能と思いますが、普通の税理士事務所では難しいのかもしれません。（税理士事務所の中には素晴らしい事務所もあります。誤解のないように）
2021-09-02
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