経理記帳と人材育成

経理記帳と人材育成

最近つくづく思うことがあります。経理記帳代行の業務を行っていると、経営者のお金の使い方や方針がとてもよくわかるようになります。経理担当者が社内にいる場合、感の良い担当者なら「なるほど」ってわかってくるはずです。経営者の接待交際費の使い方とか経費の落とし方など見ていると、見えてくるものがたくさんあります。

その集合体が財務諸表となって出来上がっていきます。ここからは推測ですが、経理担当者にとって「仕訳を入れること」が仕事なので、接待交際費の金額などは興味があっても、出来上がった財務諸表の数字には何の関心もありません。

ここに「経営者の経理担当者への期待」と「経理担当者の経営数値への関心」のギャップが生まれます。この溝はとてつもなく深く、普通の経理担当者にその溝を埋めろと言っても無理な話だと思います。担当者として採用する場合は、財務がわかる人で、仕訳も入れられる人を採用するべきです。そうしないと会社的にあまり意味が無いです。

それが出来ないなら、会計ソフトを一気にクラウド化し、弊社のような業者にアウトソースすれば良いのです。そうすれば、記帳仕訳をしながら、財務諸表の分析レポートも提出します。そこで毎月の損益推移等を見ながら経営の意思決定を行っていくことが可能となります。

昔みたいにそろばんや電卓で経理仕訳をしているイメージを100%捨てた方が良い。電子帳簿保存法が施行されて、すべて電子化しろという国の方針なのに、経営者は動かない。このままでは取り残されていきます。しかし、まだチャンスはあります。クラウド化すればDX人材として育成することも可能です。アウトソースしないのであれば、経理ソフトを皮切りに、社内をDX化させる担当者に任命していくのも一手です。すべて経営者の構想次第です。

2022-03-30

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