経理業務は「何も変える必要が無い」ですが、、、

経理業務は「何も変える必要が無い」ですが、、、

最近、ある企業の経営者とお話しする機会がありました。弊社は躍起になって「経理DX化」とか「バックオフィス無人化」とか、うたっていますが、それって弊社の押し付けであり、自己満足なんですよね。最近、ちょっと気づいてきました。（苦笑）

何かというと、経理の仕事、例えば担当者が「弥〇会計」とか「P〇A会計」等のいわゆる昔から安定感のある経理ソフトをPCにインストールして仕訳情報を登録する仕事をAさんが担っていたとします。それを弊社が推奨する「MFクラウド会計」に変えましょう！って言っても、経営者はその「業務の効率化の劇的効果」を肌で実感できない（自身が経理実務経験がない）ため、「経理DX化って？？」となるわけです。

経理業務は「決算のための前作業」としか思っていない中小企業経営者が多く、それではDX化などは進展しません。担当者も自分の仕事のやり方を変えたくないので、「DX化賛成」なんて言わないわけです。だから、旧態依然で何も変えなくても業務はサクサクと回っていきます。

「業務がまわる」ことと「業務を効率化させて少人数で回す」ことは全く経営の財務的視点では大きく異なってくるのですが、経理ソフトをクラウド化することのメリットのイメージが出来ない経営者が多いので、「MFクラウド会計に移行する」という意志決定に至らないのです。

この部分の会社に与えるメリット・効果をもう少し弊社も具体的に伝えていく必要性を痛感する今日この頃です。

2022-06-13

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