経理は経営者の生きざまを映す鏡
ちょっと大袈裟ですかね。しかし、経営者の考え方って本当に色々あるのですね。イケイケの攻めの姿勢の人、慎重に経費コントロールする人、借りれるだけ借金をする人、先行投資と言って人材をどんどん雇用していく人、等々です。私はどちらかというと、慎重派ですかね。戦略を練って腑に落ちないとGO!しません。
話を戻しますが、会社は1年に1回、決算をしなければなりません。損益計算書と貸借対照表を作成するのですが(それ以外にも色々税理士さんが作成しています)、創業まじかの経営者は「損益計算書」ばかり気にします。要するに、黒字化赤字か、ということです。売り上げを伸ばすことに必死になります。そうれは当然のことです。
問題は、バランスシート(貸借対照表)なのです。経営者の生きざまが表れるのは、、、
先ほど、借入をバンバン行う企業は、潤沢に資金(借り入れで)があるので流動比率は、安全圏になります。しかし、負債比率が上がり、当たり前ですが自己資本比率が下がります。
人間って(私もそうですが)お金がたくさんあると、なんか安心してしまって「無駄遣い」をかなりやっちゃうのです。ちょっとした備品、ちょっとしたシステム投資、ちょっとした人の採用など、です。この手の経費はすすか月後にボディブローのように効いてきます。生産活動(売上や利益)に貢献していれば問題ないのですが、相応にしてそうならないのが現実です。それに、元金据え置きの借り入れがコロナ禍で多くなっています。これが1年後や2年後に、元金返済という恐怖がやってきます。借入金の返済は損益計算書には出てきませんので、営業利益から借入金を返済していく必要があります。その意味でも借入金返済を加味した管理会計帳票が求められます。
会社を立ち上げて、2,3年したら、バランスシート(貸借対照表)を改善するように経営を行った方が良いです。そのためには、会計ソフトをクラウド化し、いつでも経営者が経営数字を見れる環境に置かなければなりません。そうしないといつまでたっても税理士任せとなり、「節税」の話しか出ません。会社は会計なんです。管理会計をMFクラウドからデータ抽出し、経営者が意思決定できる状況に持っていきましょう!
2021-11-05
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