会社の「表」と「裏」

組織ってどれだけ優秀な人がTOPにいたとしても、動くのは従業員なんですよね。彼らが気持ちよく働ける環境を作っていくのが経営者の仕事ですかね。

テレビで旅館等の予約サイト運営の「ゆこゆこ」の経営者が言っていました。「表はアナログ、裏はデジタル」と。どういう意味かというと、表は営業マンやコールセンター(4か所)を配置し、温泉旅館の食事や階段、温泉のとろみや色など、事細かく「アナログ」で対応する。お客様目線でのサービスや支援は痒いところまで手を伸ばす。従業員はコロナ禍でも首を切らない。とてもコストがかかる話です。

反対に「裏」はデジタルやAIを駆使して「リピート顧客」を確率論ですが探し当てDMなどを郵送するそうです。それにより億単位の売上が伸びたそうです。これこそDX化の究極の姿ですよね。

私が提唱するDX化も同じことです。「裏」をDX化して仕事の流れを簡素化、少数精鋭化することで、「表」のヒューマンな投資がどんどんできます。仕事の流れや意思決定もスピード化されます。

バックオフィス(=裏)のDX化を弊社が提案しているのは、まさしくこのことです。バックオフィス業務をいまだに紙などで行っている中小企業はいったんZEROベースでリセットして全体業務を再構築した方が良いと思います。

2024-01-30

東京中央DX化センター

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