経営者の勝手な経理イメージ

中小企業の社長は「財務会計」と「管理会計」の違いを分かっていない人がたまにいます。経理=財務会計であり、1円の仕訳ミスも許されない仕事。だから担当者がどれほど忙しくても仕方がないというイメージです。だから担当者の言いなりで、いつまでも紙の仕事が減らないわけです。これは至極当たり前の話です。

管理会計はというと、社長の頭の中にざっくりイメージしているだけで、明確な数値指標など用意していない会社がほとんどです。いわゆるどんぶり勘定の管理会計なので精密性はほぼ無いに等しい。勘だけが頼り。もうこんな経営は止めませんか?

ここでご提案(何度も言っていますが)会計ソフトをクラウド(お勧めはMFクラウド会計)に鞍替えしてみてください。仕訳で1円合わないってことは無くなります。手で金額を入れない仕組みにすればよいのです。それがDX改革なのです。

銀行口座を絞り込み、すべてインターネットバンキング契約を行えばMFクラウド会計に銀行口座を連携できます。仕訳はいちどAIに覚えさせれば2回目からはボタンをぽちっと押すだけです。人の手で目で見て仕訳を入れるわけではないのでミスしよがない。(勘定科目の仕訳相違は起こりますが、税理士がチェックしてくれるはず)

結論が今からですが、財務会計の紙作業をクラウド会計に移管し、事務効率を2倍にし、その余力を管理会計の仕組み(kintone等で構築)する作業に傾注した方が良いです。それを経営者が率先して行うのです。それがバックオフィスのDX化ですかね。経理担当者の意識を変えて、税理士さんもクラウド税理士に変え、会社の生産性を向上させていきましょう!それが経営者の仕事です。

2024-02-14

東京中央DX化センター

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